てぃーだブログ › 笑築過激団ブログ › 3代目 門ひちゃぁ › 祭りのあと
忘れもしない旗揚げ公演、沖縄市民会館使用の申請の時、『・・・過激団?おい、ちょっとこれ、公文書には載せられないなぁ・・・」と言われた。「こんにちは、笑築過激団と申しますが…」と言えば会社の受付嬢に「ホンモノですかニセモノですか?」とも真剣な顔で言われた。ホンモノの松竹歌劇団の関係者らしき人からは「沖縄にも『ショウチクカゲキダン』っていうのがあるんですって?」と言われ、当事者である座長はやっぱり真顔で「あるみたいですよ」とシラを切っていた。
あれから27年、設立当時のメンバーも独立したりカタギに戻ったり、色々ありはするもののそれぞれがそれぞれの道を勝手に歩んで、ついには座長の玉城満は県議会議員になってしまった。それでも我が笑築過激団はチクチクコツコツたまには新聞やラジオで世間様をお騒がせしつつ、劇団のような会社のような訳のわからない活動を続けて生きながらえています。
OBの皆さん、芝居を見に来てくれた皆さん、今は亡きてるりん先生をはじめとする諸先輩方、関連スタッフの皆さん、マスコミ関係の皆さん、そしてスポンサーの皆さん、言葉ではどうにも言い尽くせないけどみんなみんないっぺーニフェーデービル。これからもストレートに味わってもらえる美味しい古酒を目指してがんばります。

2009年09月04日

祭りのあと

先日アップした記事で笑築でオープンしたお店の看板をご紹介したが、気が付けば3週間も経ってしまっている。その間には衆議院選挙やらいろいろがあって、某政治家の落選の弁ではないけれども、超大型台風に直撃されたような日々だった。

例によってワタシはウグイスで沖縄中を歩いたのだけれども、こんな選挙は初めてだった。他府県に比べると政治家との距離が近く選挙に対する関心がある沖縄でも、遊説で歩く限りよっぽどの支持者でもない限り声援はそうそうあるモノではない。だけれども、今回の選挙はまったく違っていた。
対向車線の車の中から、横断歩道を渡っている人からと、老若男女問わず普段の選挙の何十倍もの力強い励ましをもらった。小さな部落に入ると沢山の人がお家の中から出てきて手をたたいて応援してくれた。

変化に対する期待なのだろうか。
スーパーで買い物をしている限りでは物もあふれて皆一様に豊かそうに見えるが、実情はそうではなく、沢山の人が厳しい生活を強いられているのだろう。民主党が圧勝した選挙が終わりお祭りムードでウンケーを迎え、この選挙による大きな変化がただの権力闘争で終わらないで欲しいと願わずにはいられなかった。

お中元の配達も終え、猫にブラシをかけたりしながら家でゆっくり過ごした。エイサーの太鼓の音と青年達の勇ましい掛け声にかき消えるように旧盆が駆け足で過ぎ去った。

去年の手帳によると9月4日は本の配達に走り回っていたが、今年はどうなるのだろう。先ずは洗濯物をやっつけよう。


同じカテゴリー(3代目 門ひちゃぁ)の記事
母ちゃん、ごめん
母ちゃん、ごめん(2009-07-24 11:23)

ぎんばる食堂
ぎんばる食堂(2009-06-25 20:12)

今夜の観どころ!
今夜の観どころ!(2009-06-25 18:24)


Posted by 笑築過激団 at 11:20│Comments(0)3代目 門ひちゃぁ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。